 |
Vulnerable Plaqueとは、いわば、不安定プラークであり、その破綻とそれに引き続く血栓形成が急性心筋梗塞を含む急性冠症候群(ACS)の原因の70%近くを占めると言われています。急性心筋梗塞を含む急性冠症候群を予防するためには、Vulnerable Plaqueを早期に診断し、PCI(冠動脈インターベンション治療)による局所病変の早期治療、抗血小板による血液凝固能の正常化、スタチン系薬剤などによる不安定プラークの安定化、メタボリックシンドロームなどの生活習慣病の改善を図ることが必要です。当院では、

| 1) |
狭心症専門外来は画像診断を重視します。運動負荷心電図などで虚血性心疾患が濃厚に疑われた場合、速やかに関連施設で冠動脈64列マルチスライスCTを行います。冠動脈64列マルチスライスCTの特徴は心臓カテーテル検査より、場合によってはVulnerable Plaqueの検出に優れる点です。ポジテイブリモデリング、ソフトプラーク、Spotty Calcificationなどの所見があれば、不安定プラークを濃厚に疑います。 |
|
| 2) |
冠動脈マルチスライスCTにより、PCI(冠動脈インターベンション治療)が必要と判断される冠動脈高度狭窄や不安定プラークが発見された場合、患者さま、御家族とご相談の上、速やかにPCI治療成績優良施設・優良術者をご紹介いたします(何施設か御提示いたします)。もちろん、ご希望の施設がございましたら、どちらへも詳しい紹介状をお出しします。治療が必要と言われても、どこへ行ってよいかわからないし、路頭に迷うことはありません。ご紹介の相手先をよく存じ申しあげた上でのご紹介になりますので、具体的なお話が提示できるかと思います。 |
|
| 3) |
心筋傷害を疑うケース、心電図異常について詳細を調べる必要があると判断されるケースには、関連施設に心筋シンチグラムや心臓MRIを依頼します。検査後は、大病院での診察を長時間待つことなく当院で御説明をお受けいただけます。 |
|
|
 |