虎ノ門とうまクリニック院長ブログ
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人生は美しい

ロベルト・ベニーニのユダヤ人迫害をテーマにした映画で「人生は美しい」というのがありますが、ご存知ですか?このタイトルは、ロシア革命家トロッキーが1940年に書いた遺書の末尾の言葉で「人生は美しい。未来の世代をして、人生から一切の悪と抑圧と暴力を一掃させ、生を心ゆくまで享受せしめよ。」に由来します。私は社会主義者ではありませんが 「オルフェウスの窓」世代ですから、ロシア革命はかなり入れ込んで、その昔研究しました。どちらかというと悲劇のロマノフのお姫様たちや、優柔不断で最後まで赤ん坊の様だったニコライⅡ世と夫を叱咤激励しすぎて、誤った方向に迷い込んだアレキサンドラ皇后、果ては「ロリータ」の作者で耽美主義者のウラジミール・ナボコフ、ラスプーチンを暗殺したユスーポフ公などなど 革命で命を落としたり、亡命とその後の人生の転換を余儀なくされた王侯貴族を調べまくっていました。アルバム、自叙伝かなり漁りました。レーニンなど革命側は近寄りがたい雰囲気があったのですが、最近になり、トロッキーの自叙伝や「裏切られた革命」などを読んでいます。”「人格の絶対的価値」という見地からすれば、革命は、戦争と同じく有罪を宣告されてしかるべきである”と明言してはばからないこの人、反乱軍に対して情け容赦ない粛清を行う赤軍の怖いイメージが強かったのですが、バランスがいい部分もあったんだと少し見直しました。晩年のフリーダ・カーロとの恋愛も有名ですよね。こちらも革命の闘士に燃え、障害にめげず人生と闘う知性溢れる情熱の女性ですから、呼び合うものがあったのでしょう。にしても凄いカップルですが。。。昨今の世の中、悪と暴力を一掃して人生は美しいともう一度言える時代にして欲しいなあ~日本の治政者の皆さん。抑圧だらけです。

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2010年10月25日 01:00に投稿されたエントリーのページです。

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